大方の予想通り、マレーシアの活動制限の再度延長が決定しました。
4月28日までです。
写真:人がいない繁華街ブキビンタンにあるショッピングモール・パビリオンの様子
4月28日まで再度延長決定!マレーシアの活動制限ニュースの内容
タン・スリ・ムヒディン・ヤシン首相は活動制限令をもう2週間、4月15日~4月28日までコロナウィルスの感染を抑えるために延長すると発表しました。
活動制限令の第1段階はコロナウィルの感染の連鎖にブレーキをかけるために導入、3月18日~3月31日、続いて第2段階は4月1日~4月14日でした。
参考記事
マレーシア活動制限・ロックダウン再度延長!これまでの経緯
これまでのロックダウンの経緯をおさらいします。
📅3月16日の夜 首相がロックダウンを発表
📅3月18日 ロックダウン開始(3月31日まで、2週間の予定)
📅3月23日 首相がロックダウンが延長するかもと発言(3月30日に決定すると発言)
📅3月25日 ロックダウン2週間延長決定(4月14日まで)
📅4月2日 政府が4月10日にロックダウンを延長するか決定すると発表
📅4月10日 首相が2週間再度延長と発表(4月28日まで)
半数のマレーシア人は再度延長してもOK
調査によると、マレーシア人の半数が再度活動制限令が延長した場合に喜んで従うと明らかにしました。
7人にひとりは、活動制限令が3~6カ月延長されても同意できると述べました。
参考記事
マレーシアの忍耐強い国民性はラマダン(断食)から?
上記の調査からしてもマレーシアの国民性って忍耐強いと感じます。
国民の約69パーセントがマレー系(イスラム教)のマレーシアでは、年に1回ラマダン(断食)が行われます。
日中は飲食行為を断ちます。
マレーシアは年中暑い国なので、のどの渇きは相当辛いはず。
以前マレー系マレーシア人に「ラマダン(断食)って辛くないの?」と聞くと
「小さい頃からしてるから慣れてるし、飲食しなくっても平気」と言ってました。
マレーシア人の忍耐強さは、ラマダン(断食)の時期に鍛えられてると思います。
所説はありますが、ラマダン(断食)の間は禁欲によって自制心を強化してより良い人間になるという目的があるそうです。
また、苦しい体験を共に分かち合い、擦り合わせることで、連帯感や絆を深めてるそうです。
活動制限令とラマダン(断食)の時期に突入
ラマダン(断食)は毎年日程が変わります。
今年は4月23日~5月23日です。
活動制限令が4月28日までとなったので、 ラマダン(断食) とかぶりますね。
今年はラマダン(断食)中にマレーシアで行われているラマダン・バザールは活動制限令中は中止と発表されてます。
ラマダン・バザールはナイトマーケットのような感じで、屋台でおかずやご飯・お菓子を購入できます。
断食中にお腹を空かせながらご飯を作るのが大変なので、屋台で購入したものを食べる家庭が多いそうです。
ラマダン・バザールの中止はマレー系マレーシア人には辛いですね。
活動制限令の再々延長も十分に考えられますし、活動制限令はラマダン(断食)が終わるまで(5月23日)という説もあるそうです。
まとめ
以前から延長が濃厚だったので、特に驚くことはなかったです。
むしろラマダン(断食)が終わるまで延長という発表も想定してたので、思ってたより短いという感想です。
もちろん状況次第では再々延長も十分にありえますが。
今日は薬局で50枚入り75リンギット(約2,000円)のマスクを購入しました。
高いですが、マスクが手に入る状況は有り難いと思い、購入しました。
また何かありましたら、更新します。
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