以前から気になってた【BENNS ETHICOA・ベンズ】のチョコレート工場見学に行ってきました。
- マレーシアでチョコレート工場見学の場所は?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
- マレーシアでチョコレート工場見学の予約方法は?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
- マレーシアでチョコレート工場見学スタート!!まずはチョコレートについてお勉強【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
- マレーシアでチョコレート工場見学・よいよ工場の中へ潜入【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
- マレーシアでチョコレート工場見学・見学後のお楽しみ【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】【マレーシアのお土産】
- マレーシアでチョコレート工場見学後に購入したものは?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】【マレーシアのお土産】
- まとめ
マレーシアでチョコレート工場見学の場所は?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
チョコレート工場はセランゴール州のチェラスにあります。
クアラルンプールの中心部からは車で約40分なので距離があります。
行きのGrabのドライバーに「この辺りは工場が多くあるインダストリアルエリアなのでGrabがつかまりにくい」と言われましたが、少し時間はかかったけど、帰りのGrabはつかりました。
マレーシアでチョコレート工場見学の予約方法は?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
お店(カフェ)は月曜日~土曜日の10時~17時まで営業してるけど、チョコレート工場見学は金曜日と土曜日の10時半のみ
チョコレート工場見学の予約方法はfactorytour@bennsethicoa.comにメールをするか+60390820955に電話をするかになります。
私は2日前にメールをして予約しました。
メールの返信がくるのに少し時間がかかったので、早めのメールが良さそうです。
ツアー料金はひとり25リンギットで、7歳以下の子供は無料となります。
マレーシアでチョコレート工場見学スタート!!まずはチョコレートについてお勉強【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
10時半より少し早く到着しましたが、ツアーは10時半ちょうどに始まりました。
この日の参加者は私たちだけだったので、プライベートツアーとなりました。
まずはお店の外にある古代のチョコレートの歴史の説明からスタート。
お店の外にカカオの木が植えってあって、カカオの実とカカオの花が見れます。
カカオの実(カカオポッド)を収穫するまでには約7年ほどかかるそう。
収穫されたカカオポッドの中からカカオ豆を取り出し、箱に入れて発酵させ乾燥させます。
カカオ豆は、光沢のあるネバネバしたカカオパルプに包まれています。
試食してみましたが、甘くなくマンゴスチンに近い食感でした。
カカオは赤道付近の年間平均気温27℃以上、しかも年間を通じてその上下する範囲がごく狭い、高温・多湿な地方で栽培される熱帯植物です。
チョコレートの歴史について学びます。
ベンズでは中間業者はおらずカカオ豆を直接農家と取引するので、農家は市場価格より3倍の賃金を受け取ることがでます。
ベンズの歴史についても学びます。
Bean to bar(カカオ豆からチョコレートバーになるまで一貫して製造を行うこと)を始めたのは2代目から。
マレーシア・タイ・ベトナム・フィリピンのアジアの農家と取引をしてます。
Bean to barになるまでのプロセス。
マレーシアでチョコレート工場見学・よいよ工場の中へ潜入【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】
一通りの知識を頭に入れたあとで、よいよチョコレート工場の中に入ります。
一歩足を踏み入れると、チョコレートの香りが!
①SORTING(選別)
手作業で取られたカカオ豆から異物やダメージがある豆を取り除きます。
良質なカカオ豆はおいしいチョコレートを作るのに必要不可欠!
②ROASTING(ロースト)
ローストはチョコレート作りのアートであり、重要なプロセスです。
ローストは豆の独特の風味を引き出します。
③CRACKING & WINNOWING(粗砕と分離)
ここでカカオ豆を荒く砕き、カカオハスク(カカオ豆を包んでる皮)とカカオニブ(カカオを砕いたもの)を分けます。
カカオニブを試食するとまだ甘くなく、苦みがありました。
④MIXING OF INGREDIENTS(混合)
ベンズのチョコレートはカカオニブと天然のココアバターと未精製のさとうきびで作られており、レシチンや乳化剤や人工調味料は使われてません
健康に良い自然素材で作られてます
⑤COCOA BUTTER PRESSING(ココアバターを抽出)
カカオ豆の脂肪分を圧縮してカカオバターを抽出します。
カカオバターはチョコレート・化粧品・保湿剤や料理などに使われます。
カカオバターを塗ってみると、乾燥する季節には良さそうでした。
⑥REFINING(精製)
材料が精製されてチョコレートの粒子が小さくなると、上質でなめらかな口当たりのチョコレートになります。
⑦CONCHING(精錬)
ここではローラーを使って、チョコレートを混ぜていきます。
この作業はコンチングと呼ばれ、上品な風味と口当たりのために少なくとも72時間は継続されます。
⑧TEMPERING(テンパリング)
ここではチョコレートの温度を調節し、ココアバターの結晶を安定させて、その結果光り輝く光沢のあるチョコレートができあがります。
⑨MOULDING(型抜)
テンパリングされた液体のチョコレートは、その後冷却させて固めて、様々な形になります。
工場見学中にその場でチョコレートの試食もできます。
ベンズのチョコレートは様々な賞も受賞しています。
マレーシアでチョコレート工場見学・見学後のお楽しみ【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】【マレーシアのお土産】
工場見学のあとはアイスチョコレートとチョコレートケーキをいただきました。
これだけでも25リンギットの価値がある✨
チョコレートの飲みものとチョコレートケーキを一緒に食べるのが重くって、カカオティーを注文したけど、今はないそう。
おいしかったけど、完食はできませんでした。
お店にはベンズの商品やボンボンも販売してます。
おしゃれなデザインだし、身体に良いチョコレートなので、お土産にもいいですね!
ここのお店以外ではスーパーVillage Grocerまたはオンラインでも購入できます。
マレーシアでチョコレート工場見学後に購入したものは?【BENNS ETHICOA・ベンズ】【Bean to bar】【マレーシアのお土産】
今回は下記の商品を購入しました。
箱に入ったチョコレートは日本へのお土産用で、袋に入ったものは自宅用です。
カカオティーは甘くなく、チョコレートのお茶という感じで、いつもとは違ったお茶を飲みたいときにぴったりです。
まとめ
アクセスがあまり良くないのが少し残念ですが、チョコレート工場見学は楽しかったです。
様々なプロセスを経てチョコレートは作られてるのだと思うと、チョコレートを食べてるときに感謝する気持ちになりました。
白砂糖を使ってない健康に良いチョコレートだし、農家を支援してるのもサステナブルでエシカルだし、これからも購入したい商品です。
ここのチョコレートは甘すぎないのも気に入りました。
みなさんも是非行ってみてくださいね!
まずはお近くのVillage Grocerでチョコレートを購入してみるのもおすすめです。
Benns Ethicoa Bean To Bar Chocolate Factory
ADDRESS:Lot no. 6, Jalan Cj 1/6c Kawasan Perindustrian Cheras Jaya Batu 11, 43200 Cheras
Selangor, Malaysia
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